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【保存版】男性のニキビができやすい場所と原因を徹底解説!今日からできる対処法

COLUMN

2025.06.23

【保存版】男性のニキビができやすい場所と原因を徹底解説!今日からできる対処法

ニキビは女性だけの悩みではありません。

男性でもニキビで悩まれている方は多く、最近では皮膚科や美容皮膚科に通われることも珍しくなくなりました。

一方で、「ニキビを改善したいけど、どこに相談したらいいかわからない」「正しい肌のお手入れ方法を知りたい」と思っていても、なかなか行動にうつせない方も多いかもしれません。

本記事では、男性に多いニキビの原因やニキビができやすい場所、正しいスキンケア方法や改善法もご紹介します。ニキビに悩んでいて、すぐに対処したいと考えている男性はぜひチェックしてみてください。

 男性の肌の特徴とは?女性と違う皮脂量・乾燥のギャップ

男性の肌は女性より脂っぽく、水分が少ないことが多いです。これは男性ホルモンのせいで皮脂がたくさん出るためで、女性よりも約3倍も多いといわれています。

しかし、水分を溜めておく力は女性より少なく乾燥しがちであるため、脂っぽいのにカサカサしやすい、赤くなる、傷つきやすいといった特徴があります。

また、肌の表面の角質が厚くなるのも男性の特徴です。これによって古い角質が溜まりやすく、毛穴をふさいでニキビができやすくなる原因になります。

男性ニキビの3大原因:ホルモン・生活習慣・スキンケアの落とし穴

では、具体的にはどのような原因でニキビができてしまうのでしょうか。

ここでは、最も多い3つの原因について解説します。

1.ホルモンの影響

男性ホルモン(テストステロン)は、皮脂をたくさん出させたり、角質を分厚くしたりします。その結果、毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌というばい菌が増えて炎症を起こすことでニキビになってしまいます。

2.生活習慣の乱れ

寝不足やストレス、ジャンクフード・お酒・たばこなどはホルモンバランスを崩し、肌の新しい細胞の入れ替わりであるターンオーバーを妨げます。結果として、毛穴に古い角質や脂が溜まりやすくなり、ニキビができやすくなります。

3.スキンケアの誤り

間違った方法でスキンケアをしているかもしれません。洗いすぎ・洗顔料のすすぎ残し・髭剃り時の刺激・保湿をしないことなどが肌を痛めてしまい、ニキビの原因になります。

ニキビができやすい場所とその原因(顔・背中・胸など部位別)

ニキビはできやすい箇所がさまざまで、その原因も異なります。代表的なニキビのできやすい場所と、その原因について解説します。

頭皮・生え際

皮脂が多く、シャンプーのすすぎ残しや紫外線によってニキビができやすい場所です。頭皮に触れるとかぶれることもあるため、洗い方にも工夫が必要です。特に整髪料を使う人は、使ったあとはしっかり洗い流すようにしましょう。

また、汗をかいたあとの帽子の長時間着用も、蒸れによりニキビの悪化の原因になります。

おでこ(Tゾーン)

皮脂が多い箇所で、さらにヘアスプレーやシャンプーが残りやすく毛穴を塞ぎがちです。前髪が触れると刺激になりやすく、ニキビの悪化につながります。髪が肌にかからないようにヘアセットするのもニキビ防止に効果的です。

鼻・鼻下

皮脂腺が多く、髭や手で触ることで、ばい菌が入って炎症が起きやすい場所です。また、花粉症の時期や鼻をかむことが多いときにも、こすって刺激になることがあります。

あご・フェイスライン

髭の生える部分で、特に男性ホルモンの影響が強い場所です。髭剃りの刺激も加わって、悪化しやすい場所でもあります。マフラーやマスクのこすれも原因になるので、肌にやさしい素材を選ぶよう注意しましょう。

ホルモンやストレスによってできやすい場所です。寝具の汚れなど、外からの刺激も影響してニキビができやすくなります。

枕カバーやシーツはこまめに洗濯し、顔に触れる部分は清潔に保ちましょう。

スマートフォンでよく電話をするなどの機会が多い方は画面の汚れにも注意が必要です。

胸毛がある方が多く、また下着などが肌にこすれて刺激になりやすいです。汗も蒸れやすく、カビが原因の場合(マラセチア毛包炎)もあります。

さらに、化学繊維のシャツやタイトなインナーが摩擦を増やすこともあります。洋服選びの際は吸湿性・通気性のよい素材にすることもニキビ対策になります。

背中

肩甲骨のあたりも皮脂が多く、見えにくいため洗いにくく、シャンプーやボディーソープの残りがあると悪化します。

リュックや肩かけカバンのベルト部分がこすれることで背中ニキビができやすくなることもあります。運動後などは汗をそのままにせず、早めにシャワーを浴びる習慣にすることも大切です。

 男性に多いニキビタイプと悪化のメカニズム

ひとことでニキビといっても、さまざまなタイプのニキビがあります。代表的なニキビタイプと悪化のメカニズムについて解説します。

タイプ①:白ニキビ

毛穴がふさがって小さく白いポツンとしたニキビです。まだ炎症は少ない状態です。ニキビのでき始めで痛みなどは少ない状態ですが、放っておくと悪化してしまう可能性があるため、すぐに対処することをおすすめします。

タイプ②:黒ニキビ

毛穴が開き、皮脂が酸化して黒く見える状態のニキビです。

このニキビは生活習慣で悪化してしまうことがあります。スキンケアや食生活などに注意し、悪化させないようにしましょう。

タイプ③:赤ニキビ

一般的によく見られるニキビですが、アクネ菌が原因で毛穴に菌が増殖して炎症を起こすことで、赤く腫れ上がったニキビです。放っておくとさらに大きくなって痛くなることもあり、ニキビ跡になる可能性もあります。

タイプ④:黄ニキビ

赤ニキビが悪化して膿がたまって黄色くなるのが黄ニキビです。

炎症が奥のほうに達してしまい、治った後にも肌にクレーター状の凸凹ができてしまう可能性もあります。

このようにニキビは、

ホルモンで皮脂が増える→角質が厚くなる→ばい菌が増える→炎症する

というメカニズムで悪化していきます。

顔にできたニキビを無意識に触ってしまう方も多いですが、手にはたくさんの菌がついています。一見清潔そうに見えても、スマホやドアノブを触った手などで顔を触ると、ニキビにばい菌が入ってしまう可能性があります。

また、白や黄色の膿が見えると、思わずつぶしてしまう方も多いかもしれません。

しかし、つぶすと中にばい菌が入り、さらに悪化してしまう可能性があります。赤みや黒ずみ、ニキビ跡が残ることもあるのでつぶさないようにしましょう。

正しいスキンケア法:洗顔・保湿・髭剃りの工夫

では、ニキビができにくく、できても悪化させないようにするにはどのようにすればよいのでしょうか?

ニキビは、正しいスキンケアをすれば防げる可能性があります。ここでは、すぐにできるスキンケアのコツや工夫についてご紹介します。

洗顔のコツ

1日2回、朝と夜に泡で優しく洗顔します。肌をゴシゴシとこすらず、すすぎはしっかりと行い、洗顔料の残りがないように鏡で確認するようにしましょう。洗顔料は低刺激で、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が入ったものがおすすめです。

メンソールやアルコール入りの洗顔料やスキンケア用品は、肌への刺激が強すぎて乾燥を招き、皮脂が余計に出てしまいます。肌にやさしい成分のものを使用するように心がけましょう。

保湿

洗顔後は化粧水や乳液を使って肌に水分を戻しましょう。保湿をしないと、乾燥からさらに皮脂を作りすぎてしまいます。

オイリー肌の場合、保湿はいらないのではないかと思われがちですが、保湿は必要です。保湿をしないと、肌がもっと脂を出す必要があると判断して、皮脂が増えてしまいます。オイリー肌の場合は、油分が多すぎないさっぱりタイプの保湿用品を選ぶとよいでしょう。

髭剃りの工夫

シェービングクリームを使い、まずはぬるま湯で髭をやわらかくしましょう。電気シェーバーを使用するか、カミソリの場合は肌を傷つけないよう優しく剃ります。

髭剃りで肌に小さな傷ができると、そこからばい菌が入ってしまい、炎症を起こしやすくなります。特にあごや口周りは毛も太く肌への負担が大きいため、清潔なカミソリを使って優しく剃るのが大切です。剃った後は、保湿を忘れずにしっかりするようにしましょう。

 食事・睡眠・ストレス管理など生活習慣からの改善法

 食事・睡眠・ストレス管理など生活習慣からの改善法

ニキビを改善するためには、直接の肌へのアプローチだけではなく、生活習慣を見直すことも大切です。ここでは具体的な改善方法をご紹介します。

バランスのいい食事を心がける

ニキビはスキンケアだけでなく、毎日の食事も深く関係しています。肌も体の一部なので、食べたものがそのまま肌の材料となります。

肌はビタミン・ミネラル・たんぱく質などからできています。これらが不足すると、肌のターンオーバーがうまくいかなくなり、毛穴が詰まったり炎症が起きやすくなったりします。

脂っこいものや甘いものばかり食べると皮脂が過剰に増え、毛穴が詰まってニキビの原因になるので注意しましょう。

良い睡眠をとる

ニキビを防ぐためには規則正しく6時間以上の質の高い睡眠を取ることがとても大切です。寝ている間に、体の中では肌の修復に必要な成長ホルモンが出て、壊れた細胞を治し、肌を元気にする働きがあります。

夜ふかしばかりしていると、ホルモンがうまく出ずにニキビが悪化したり治りにくくなったりしますので注意しましょう。

ストレスを溜めない

ストレスはホルモンバランスを崩す原因になります。日頃からストレスを溜めず、運動や趣味などのリラックスできる習慣を持ち、うまく発散できるようにしましょう。

季節によって対策を変える

ニキビは1年中いつでもできますが、季節によっても原因は少しずつ異なります。

季節ごとの対策方法を知っておくとニキビを防ぎやすくなります。

【春】

花粉やほこりが多く、肌に付着すると炎症を起こしやすくなります。外から帰ったら、すぐに顔を洗うなどの習慣をつけるようにしましょう。日中と夜の気温差で乾燥しやすいので、しっかり保湿をすることも大切です。

【夏】

たくさん汗をかくため、皮脂や汚れが毛穴に詰まりやすくなります。こまめに汗をタオルで優しく拭き、可能であればぬるま湯で優しく洗い流すとよいでしょう。

また、強い日差しで紫外線によるダメージもあります。外出の際は帽子や日焼け止めなどの紫外線対策をしっかりとし、炎症や色素沈着を予防することが大切です。日焼け止めは刺激の少ないニキビ用・敏感肌用を選び、こまめに塗り直しましょう。

【秋】

夏のダメージが残っている秋の肌は、角質が厚くなりがちです。やさしい洗顔としっかりした保湿で肌のターンオーバーを助けましょう。

【冬】

空気が乾燥するため、皮脂も減り肌もカサカサになりがちです。乾燥すると逆に皮脂が増え、毛穴が詰まりやすくなりニキビができやすくなります。保湿は化粧水に加え、乳液や美容液でダブルの保湿をするのもおすすめです。

その他の工夫

汚れた枕カバーやシーツはこまめに洗濯し、頬や顔に触れるものは清潔に保ちましょう。髪の毛が顔にかからないよう、ヘアスタイルのセットにも工夫するのがおすすめです。

まとめ

本記事では、男性のニキビができやすい場所や原因、その改善方法についてご紹介しました。

男性の肌は皮脂が多くて角質も厚く、乾燥もしやすいです。ニキビは清潔にしていればできないというわけではなく、体の中のバランスや生活習慣、季節やストレスなどさまざまな要素が重なってできます。

だからこそ、今日からでもできるちょっとしたケアの積み重ねがとても大切です。

ニキビがあると気分が落ち込むこともありますが、きちんと向き合ってケアすれば改善できます。セルフケアでも治りにくい場合は早めにクリニック等に相談するのがおすすめです。

男性総合美容クリニック「Y’s CLINIC MEN(ワイズクリニックメン)」では、繰り返すニキビやニキビ跡の治療を行っております。

まずは無料カウンセリングや無料のオンライン診断などで、お気軽にご相談ください。

監修医情報

大阪医科大学卒業後、泌尿器科専門医としてキャリアを積み、国内外の先進的な医療機関で臨床と研究に従事。ハーバード大学での研究経験を持ち、抗加齢で注目されているNAD+に対する研究で博士号を取得。大阪医科薬科大学病院の診療准教授を経て、現在は大阪府済生会中津病院で泌尿器科部長を務め、患者様に高度な医療を提供しています。

資格/日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・指導医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本移植学会 移植認定医など

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