目次
アートメイクとは?
アートメイクとは、簡潔にいうと「洗っても落ちないメイク」です。皮膚の浅い部分に、ニードルやブレードなど特殊な機器で色の付いた薬液を注入します。
入れ墨やタトゥーとの大きな違いは色の付いた薬液を注入する深さが違います。
アートメイクは皮膚の表皮層に針を刺しますが、入れ墨やタトゥーは真皮層まで深く針を刺します。深さが違うため、色の残りやすさが違うのです。
また、入れ墨やタトゥーは装飾が目的なことが多く、アートメイクは顔のお悩みの解決を目的とします。
個人差はありますが、アートメイクは2年程度で消えるものです。しかし、トレンドに合わせてデザインを変更できることはメリットでもあります。
アートメイクと眉サロンの違い
アートメイクと眉サロンは、どちらも理想の眉を目指す施術です。 しかし、施術方法だけではなく持続期間や担当者の資格など、他にもいくつか異なる点があります。
それぞれの特徴と違いについてわかりやすくご紹介します。
眉サロンとは?
眉サロンでは、美容師などの専門スタッフがハサミやブラシを使って眉の形を整え、「スタイリング」してくれます。
ワックス脱毛やシェービング、カットなどで眉を整えた後、アイブロウペンシル・パウダー・マスカラを用いて眉メイクを仕上げて完了です。
ただし、アートメイクとは異なり、毛が少ない部分や薄い箇所は毎日のメイクで描き足す必要があります。
毎回同じ仕上がりを再現するのが難しいと感じる方も少なくありません。
眉毛の伸び方には個人差がありますが、一般的には約3週間〜1か月に1回程度のペースで定期的なメンテナンスが必要です。
アートメイクの施術には医療資格が必要!
アートメイクは医療行為に該当するため、施術できるのは医師・看護師などの有資格者のみです。
眉の形を整えるだけでなく、肌に専用の針を刺して色素を注入し、骨格や希望のデザインにあわせて自然な毛並みを再現します。
毛が少ない部分や薄い箇所にも対応でき、水や汗で落ちる心配がありません。
個人差があるものの、定着まで2~3回程度の施術を推奨しており、持続期間は2〜3年程度です。
アートメイクと眉サロンの比較表
以下は、アートメイクと眉サロンの違いについてまとめた比較表です。
アートメイク | 眉サロン | |
---|---|---|
持続期間 | 2〜3年 | 3週間〜1か月 |
必要施術回数 | 2~3回 | 3週間〜1か月 に1回 |
ダウンタイム | 1~2週間 | なし |
眉メイクの必要性 | 基本的に不要 | 毎日必要 |
施術者の資格 | 医師・看護師などの有資格者 | 美容師免許保有者が多い |
デザインの修正 | 簡単には消せない | 変更しやすい |
治療別の種類紹介
アートメイクはさまざまな場所に施術可能です。主な施術部位は以下のとおりです。
眉
アートメイクの中でも最も人気が高く、男女問わず人気の部位です。
「手入れが大変」「眉毛が薄い」「眉を左右対称にしたい」といったお悩みを解消します。
男性と女性でも似合う眉の形が異なりますので、カウンセリングでなりたいイメージを伝えて施術を受けてください。
また、眉のアートメイクには仕上がりに複数のタイプがあります。
2D眉(パウダー眉)
手彫りで細かい点々(ドット)を描く方法で、眉頭から眉尻まで自然なグラデーションを表現できます。パウダーでメイクしたような印象の眉に仕上がるのが特徴です。
濃淡で細かい調整がしやすいので、左右差がある方や薄い眉にしたい方、反対に濃い印象の眉にしたい方など、さまざまな眉に対応できる施術方法です。
3D眉(ストローク眉)
眉の毛並みを1本1本手彫りで書きます。毛のない箇所にも眉毛が本当に生えているかのような仕上がりを表現できます。
細部まで繊細に書くことができるので、眉をはっきりさせたくない人や、もともとの眉はあるけど薄い 人に向いて います。
4D眉(パウダー眉+ストローク眉)
ストローク眉とパウダー眉の2つの施術です。2つの技法を組み合わせることで、より立体的で自然な眉へ仕上がります。
メイク感をキープしたい方や自眉が薄い方に向いている施術です。
アイライン
まつ毛が生えている生え際のラインに沿って、まぶた専用の機器で色を注入します。1度の施術で1~3年間は効果が持続します。
「第一印象を変えたい」「目元の印象を強くしたい」「目の左右差がコンプレックス」などといった方に向いています。メイクをするよりも自然な印象に仕上がります。
ドライアイの方は施術が難しい事もありますが、まずはクリニックにご相談ください。
リップ
リップの血色を良く見せることができます。若々しく見え、魅力的に見えるため人気がある施術です。
唇の輪郭をはっきりさせることができます。
また、健康的な色味で顔全体の印象が明るくなります。お好みに応じてご相談ください。
アートメイクのメリット
アートメイクのメリットは次のとおりです。
時間短縮になる
お手入れが不要になり、仕事や学校など外出前にも時間の短縮になる点は大きなメリットです。
柔軟にデザインを変えられる
アートメイクは2~3年で薄くなるため、トレンドを押さえたデザインに調整できます。
加齢による顔の変化にも、柔軟にデザインを変えられます。
眉の印象は周囲に与える印象が大きいので、イメージチェンジとして取り入れるのもおすすめです。
左右差が出にくい
アートメイクはガイドラインのような役目も担います。
たとえば、眉の手入れをする際に左右差が出にくくなり、常に理想の眉をキープできるようになるでしょう。
安全性が高く、自然な仕上がり
メイクに抵抗がある方や、アレルギーを持っている方にとって、アートメイクは安全性にも優れているといえます。
アートメイクの技術は日々向上しており、メイクよりも自然な仕上がりが可能です。
アートメイクのデメリット・リスク
メリットが多いアートメイクですが、デメリットもあります。
複数回の施術が必要
施術部位や内容にもよりますが、一般的には2~3回の施術が必要です。
特に初めて施術を受ける場合、染料が肌に馴染まず、色が定着しにくい傾向があるためです。
ダウンタイムがある
アートメイクは皮膚に針を刺す施術なので、個人差はありますが、ダウンタイムがあります。
痛み・腫れ・赤み・かゆみなどがあり、施術後1~2週間で落ち着きます。
簡単に消えない
施術後の効果の持続期間はデメリットにもなります。
簡単に修正や除去ができないので、仕上がりに納得のいくクリニックやデザインを選ぶことが大切です。
MRI検査を受けられない可能性
MRI検査を受ける場合に注意が必要です。
アートメイクで使用する色素の中には金属が含まれている場合があります。
MRI検査を受ける際は、アートメイクをしていることを医療機関に必ず伝えてください。
禁忌事項
以下の方はアートメイクを受けることができません。
- 重度の金属アレルギーの方
- 局所麻酔アレルギーの方
- ケロイド体質の方
- 心臓病、糖尿病の方
- 施術部の皮膚疾患がある方
- アトピー性皮膚炎のある方
アフターケアについて
施術部位は、1週間程度で新しい皮膚へと生まれ変わります。それまではしっかりと次のようなアフターケアを行う必要があります。
代謝を過度に上げない
激しい運動や長時間の入浴など、代謝を過度に上げる行為は基本的には控えてください。色素が流れ出てしまう可能性があるからです。
発汗しない程度の運動であれば差し支えないです。
洗顔・クレンジングに注意が必要
スキンケアで色素が流れ出てしまう可能性もあるので、水で濡らさないように注意しなくてはなりません。
ダウンタイム中は拭き取りシートなどを使用する方が安心です。
紫外線対策を行う
日焼けにも注意が重要です。施術後2週間は、しっかりとした日焼け対策が必要となります。
施術部位に紫外線が当たると色素が変色する可能性があります。施術部位に日焼け止めを塗ることはできないため、帽子や日傘の使用をおすすめします。
施術部位を清潔に保つ
施術後の皮膚は傷口のようになっているため、患部を清潔に保つことが重要です。
患部から浸出液が出てきた場合には、放置せずにやさしく洗いましょう。そのときに、強くこすらないことがポイントです。
また施術後は、クリニックから軟膏が処方されます。保護や回復を促進してくれるため、施術部位を洗った後に使用してください。乾燥や水に濡れることからも守ってくれます。
当院の特徴
Y’s CLINIC MENのアートメイクの特徴は、以下のとおりです。
- 幅広い年齢層の男性が通いやすい男性専門の総合美容クリニックで、アートメイクの実績についても豊富です。
- 経験豊富なスタッフが、丁寧なカウンセリングとデザイン性の高い施術を行います。
- 個々の肌のトーンや輪郭に合わせてデザインし、自然で洗練した印象の施術をします。
是非、当院でのメンズアートメイクをご利用下さい。