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【男性必見】中折れは対策できる!原因別に徹底解説&今すぐできる改善法

COLUMN

2025.06.23

【男性必見】中折れは対策できる!原因別に徹底解説&今すぐできる改善法

男性の中には、中折れやEDに悩まれている方もいるのではないでしょうか。

デリケートな問題なので、「パートナーに気を遣われるのが嫌」「恥ずかしい」などといった気持ちから誰にも相談ができずにこの記事へたどり着いた方もいるかもしれません。そしてその経験から自尊心が低下してしまっている方も少なくありません。

中折れは、その日の体調や精神的なものによって左右されるため、とてもデリケートな症状です。さらに年齢も関係なく20代の方から60代の方まで幅広い年齢層の方がさまざまな原因で悩んでいます。

本記事では「もしかしてED?」「中折れってどういう状態を指すの?」など、性交時に不安に感じたことのある方などにも定義と原因、すぐにできる対策方法などを詳しく解説していきます。

中折れとは?定義とよくある誤解

そもそも正常な勃起は、性的な刺激を受けることで脳から陰茎へと信号を送り、陰茎の血管を拡張させ、血流が増大することで起こります。

しかし、心因性や加齢、生活習慣、病気などさまざまな原因から勃起状態を維持できなくなり中折れといった症状を引き起こします。では、中折れとはどういった状態を指すのでしょうか。EDとの違いを含めて詳しく解説していきます。

簡潔にいうと、中折れとはEDの一種です。
EDとは「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が続くこと」と定義されています。

すなわち、勃起した状態が継続しないという、いわゆる中折れの状態もEDという病気の症状の1つということになります。

中折れを経験した方の中には、一時的なものだろうと放置してしまう方も少なくありません。しかし、放置してしまうと病状が悪化する可能性もありますので、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

適切な診療を受け、医師に相談できれば少しでも不安が軽減するでしょう。

中折れの主な原因|年齢・ストレス・生活習慣・パートナーとの関係

なぜ中折れが起こってしまうのでしょうか。原因は人によってさまざまですが、ここでは4つの主な原因を上げていきます。

年齢

加齢に伴い男性ホルモンの分泌が徐々に低下することが原因と考えられています。いわゆる更年期症状の1つともいわれ、40歳頃から症状が現れる方もいます。

精神的ストレス

プレッシャーやトラウマなど心因的な要素が挙げられます。
例えば、うつ病や統合失調症などの精神疾患から起こる場合と、過去の性交渉の失敗から自信が無くなったり、緊張したりする事で起こります。

また、一見無関係に見える職場でのストレスや人間関係などといったことも原因になることがあります。

生活習慣

生活習慣が乱れると生活習慣病にかかるリスクが高まります。生活習慣病には高血圧や、糖尿病などがありますが、これらがEDの原因になります。

糖尿病の方は、神経障害により陰茎へ刺激が伝わりにくいです。また、高血圧の方は動脈硬化により陰茎に充分な血流が行きわたらなくなり、原因の1つになります。過度な飲酒や喫煙も同様に生活習慣の乱れにつながるので注意が必要です。

パートナーとの関係性

前述した精神的なストレスにも少し関係しますが、パートナーと不仲や、妊活によるプレッシャーも原因の1つです。

また、過去の性交渉の失敗から自信を無くしたり、緊張したりする事で性的刺激が上手く陰茎に伝わらず中折れにつながることもあります。他にも男性器のコンプレックスから中折れとなる人もいます。

心因性と器質性の違いを知る:チェックポイントと見極め方

中折れには大きく分けて心因性と器質性に分類されます。自分はどちらなのか、もしくは両方に原因があるのかを考えながらご確認ください。

器質性ED

こちらは神経や血管に問題が生じることで勃起できなくなるEDとされています。

例えば、加齢による動脈硬化や生活習慣病によって、陰茎への血流が不十分になることで起こります。神経が損傷してしまい刺激が伝達されない場合も器質性EDと判断されます。他には脳出血や脳梗塞といった疾患も神経障害を引き起こす可能性があります。

心因性ED

心因性EDはうつ病などの精神疾患やストレスやプレッシャー、緊張などといった精神的な問題が原因とされるEDです。体の機能には問題が無いのにもかかわらず発症します。

ストレスがかかっていたり、精神疾患を患っていたりすると、視覚や触覚から入ってきた刺激が陰茎に上手く伝わらずに起こります。

混合性ED

器質性と心因性が複雑に絡み合っていて、原因の特定が難しいとされるEDです。

例えば、加齢による男性ホルモンの低下から、性交渉の失敗が重なり、それにプレッシャーを感じて刺激が上手く伝わらずに中折れへとつながります。血流の悪化と刺激が伝達されない状況からこのような状態に陥ります。

薬剤性ED

服用している薬が原因で起こるEDです。

例えば、抗不安薬や抗うつ剤など神経に作用する薬剤や、消化管に作用する薬剤、不整脈の治療薬などがあります。

このタイプは薬剤の服用が終わると自然にEDは解消する場合もありますが、ED解消のために自己判断で服薬をやめてしまう行為は大変危険です。必ず担当の医師に確認しましょう。

中折れを放置していると病気や早漏になるリスクもあります。原因を早急に見つけて治療することが大切です。早漏とは射精までの時間が自身の意思に反して短くなってしまうことです。定義は以下の通りです。

  • 挿入から射精の時間が1分以内
  • 射精のタイミングを調整できずに不満や苦痛を感じている

不安や緊張は中折れの原因の1つです。不安感が続くようなら医療機関の受診をおすすめします。

中折れ対策|今日からできる生活習慣の見直しポイント

ここまで中折れの主な原因について説明しました。EDの原因は体の機能や精神的な問題などさまざまですが、ある程度の対策が可能です。
中折れ対策として、今日からできる生活習慣の見直しのポイントをいくつかご紹介します。

バランスの取れた食事をする

一見無関係に思えますが、実は食事とEDは密接な関係にあります。
バランスのよい食事をとると心身ともに整います。それに伴い血流も促進され、EDや中折れを予防できる可能性があります。

また、男性ホルモンの分泌量も増加されるので、性的興奮を感じやすくなります。性的興奮が感じやすくなることも中折れ対策には重要です。

運動不足の解消

EDの原因の1つである動脈硬化は運動不足にも関係してきます。運動不足による内臓脂肪の増加が動脈硬化へとつながります。また、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を予防する事で、中折れを防ぐことが可能です。

運動することでストレスの軽減にもなるため、ウオーキングなどを始めてみてもよいでしょう。

睡眠時間の確保

睡眠時間を十分に取ることで、男性ホルモンが分泌されます。男性ホルモンが分泌されることで性的興奮を脳に伝達することができるので、中折れの予防になります。
理想的な睡眠時間は7~8時間ですが、最低でも6時間の睡眠を確保しましょう。

過度な飲酒や喫煙

適量な飲酒はストレス発散になりますが、過度な飲酒は危険です。EDの原因である生活習慣病を引き起こす可能性があるので、嗜む程度にしましょう。

前述したように血流の悪化は中折れの原因の1つです。喫煙は血流の悪化につながるので、中折れに悩んでいる方は禁煙をおすすめします。

食事・運動・睡眠の3大改善法で男性機能を底上げ

食事・運動・睡眠の3大改善法で男性機能を底上げ

バランスのとれた食事と適度な運動、そして十分な睡眠時間はEDや中折れの予防にとても重要です。ここでは積極にとりいれたい栄養素や運動について詳しく解説します。

積極的にとりたい栄養素

特に男性機能を底上げするには積極的にとりたい栄養素がいくつかあります。

亜鉛

男性ホルモンの1つであるテストステロンの分泌を増加させる効果があります。

ビタミンE

男性の更年期症状を予防する効果があるといわれています。

DHA・EPA

血流を促す効果があるので、陰茎に十分な血液がいくようになります。

シトルリン

血液の流入に必要な一酸化窒素の生成を助けることで、陰茎海綿体の細胞に作用します。

適度な運動

適度な運動はストレスの発散や生活習慣病の予防になりますが、ED回復のために勃起に関係している筋肉を鍛えることも有効です。この筋肉が衰えてしまうとEDのリスクが高まります。

まずは肛門周辺の筋肉から解説していきます。
肛門周辺には、球海綿体筋と恥骨尾骨筋という筋肉が存在します。これらの筋肉が衰えると陰茎に血液を蓄えておく機能が正常に作用しなくなるので、勃起が維持できなくなり中折れやEDの原因となります。

球海綿体筋は尿道から精液を押し出す役割をしています。そして、恥骨尾骨筋は陰茎に流入した血液が流れださないように、静脈を締める役割をしています。

次に太ももの筋肉です。特に大腿四頭筋と大腿二頭筋が重要な役割を担っています。
これらの筋肉は下半身の血液を上半身に送る働きもあるので、筋肉を鍛えることで体全体に血流が行き渡るようになります。結果的に陰茎にも血液が届きやすくなるので、中折れやEDの改善につながります。

最後にお尻の筋肉です。お尻の筋肉の中で最も大きいと大臀筋は、主に股関節をサポートする役割があります。また、大臀筋の周りには血液の流れをコントロールする神経や、下半身の血管が通っています。この筋肉を鍛えることで、血流が良くなりEDの回復につながるでしょう。

医療機関でできる治療法(バイアグラ・シアリス・カウンセリングなど)

ここまでは自分自身でも可能な改善策や予防法でしたが、EDは薬で治療できます。治療を受けるとすれば、薬の服用が中心となるでしょう。

日本で使用できる治療薬は3種類あります。すべて効果は似ていますが、副作用や持続時間が違います。

バイアグラ

最もポピュラーな治療薬といえます。服用後は30分~1時間程で効きはじめ、効果は約3時間持続します。この薬は、食事やアルコールと一緒にとると効果が現れるまでに時間がかかるため、食前の服用が推奨されています。

副作用には火照りや頭痛、鼻づまり、お腹の張りなどがあります。

シアリス

日本では比較的新しいEDの治療薬です。効果は最長で36時間も持続し、更に食事の影響も少ないとされています。副作用はめまいや頭痛、火照り、消化不良などがあげられます。

レビトラ

食後すぐの服用でも影響は少なく、効果が10分~15分程で現れます。持続時間は4~5時間です。副作用はバイアグラ同様に、火照りや頭痛、お腹の張り、鼻づまりが現れます。

最近はネットでED治療薬を入手できますが、これらの治療薬は医師による診察と処方箋が必要です。ネットで販売されている物のには健康被害が出ている物もあるので、治療薬の購入には必ず正規の方法で入手しましょう。

治療薬以外にも心因性のものであればカウンセリングでの治療も行ないます。症状に応じて治療をしていきましょう。

まとめ

中折れといってもさまざまな原因があり、それが複雑に絡み合っているので、すぐに改善することは難しいかもしれません。しかし、まずは生活習慣の改善を行なっていくことで、少しずつ改善していくでしょう。

今後、中折れをしてしまった際にはパートナーに正直に伝えることが大切です。中折れ後に再度勃起するかはその日の精神状態や体の調子にも左右されます。パートナーに伝えることで少し休憩したり、諦めたりといった選択肢があることを忘れないでください。

EDや中折れがなかなか改善しない場合には、医療機関の受診がおすすめです。
男性総合美容クリニック「Y’s CLINIC MEN(ワイズクリニックメン)」では、心と体の両面のケアを大切にしております。

治療によって男性らしさと自信を取り戻せるようお手伝しますので、ぜひ当院のED治療をご利用ください。
まずは無料カウンセリングや無料のオンライン診断などで、お気軽にご相談ください。

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監修医情報

大阪医科大学卒業後、泌尿器科専門医としてキャリアを積み、国内外の先進的な医療機関で臨床と研究に従事。ハーバード大学での研究経験を持ち、抗加齢で注目されているNAD+に対する研究で博士号を取得。大阪医科薬科大学病院の診療准教授を経て、現在は大阪府済生会中津病院で泌尿器科部長を務め、患者様に高度な医療を提供しています。

資格/日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・指導医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本移植学会 移植認定医など

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