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男性のお腹ダイエット完全ガイド|効率的に脂肪を落とす方法と医療サポート

COLUMN

2025.07.24

男性のお腹ダイエット完全ガイド|効率的に脂肪を落とす方法と医療サポート

「最近、お腹がでてきた気がする」

「減量しても、お腹だけ細くならない」

そんな悩みを抱えている男性は少なくありません。

薄着の季節になると、体型をカバーする服装選びに頭を悩ませる方もいるのではないでしょうか。

お腹の脂肪は見た目だけでなく、メタボリックシンドロームなど健康リスクを高める原因にもなります。

本コラムは、そんな悩みを抱える方のために、男性のお腹に脂肪がつきやすい原因と効果的な改善方法を徹底解説します。

医療機関で受けられる専門的なサポートについても幅広くご紹介していますので、理想の体型と健康的な毎日を手に入れるため、ぜひ最後までお読みください。

お腹周りに脂肪がつく男性の特徴と原因とは?

そもそも、なぜ男性のお腹は脂肪がつきやすいのでしょうか。

実は、単なる食べ過ぎや運動不足だけではなく、男性特有の身体のしくみや生活習慣が大きく関係しています。

男性は内臓脂肪がつきやすい

お腹の脂肪には、内臓の周りにつく内臓脂肪と、皮膚の下につく皮下脂肪の2種類があります。男性は特に内臓脂肪がつきやすく、「ビール腹」と呼ばれるお腹の出方は、この内臓脂肪が原因の可能性が高いといわれています。内臓脂肪の過剰な蓄積は、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病のリスクも高めるので、注意が必要です。

加齢により男性ホルモンの分泌量が減少

男性ホルモンであるテストステロンは、筋肉の維持や脂肪の分解に関わっていますが、加齢とともにその分泌量が減少します。テストステロンが減ることで基礎代謝が低下し、脂肪が燃焼されにくくなるため、お腹周りに脂肪が蓄積しやすくなります。

生活習慣の乱れ

日々の生活習慣も大きく関係しています。揚げ物や肉料理中心の偏った食生活、デスクワーク中心の運動不足、そして飲酒習慣は、総摂取カロリーの増加や脂肪蓄積を促進します。

睡眠不足は食欲増進ホルモンの分泌を高め、ストレスは脂肪をため込みやすくするホルモンの分泌を促します。このような生活習慣の乱れが、気づかないうちに太りやすい体質へと変化させてしまっています。

ついてしまった脂肪は、どのようにすれば効果的に燃焼させられるのでしょうか。次項で詳しくご紹介します。

腹筋運動だけでは痩せない?本当に効果的な運動とは

腹筋運動を行うと、一見ウエストが引き締まったように見えます。しかし、実際には脂肪が減っているというわけではありません。理由は単純で、筋肉を動かした部分の脂肪だけが減るわけではないからです。一般的に部分痩せは不可能といわれています。

では、どのような運動がお腹ダイエットに効果的なのでしょうか。

効率的にお腹の脂肪を燃焼させるには、以下の全身運動で、脂肪を総合的に減らすとよいでしょう。

トレーニング名運動内容効果
HIITトレーニング運動(20秒)→休憩(10秒)を繰り返す高強度インターバルトレーニング
(例:スクワット、腕立て伏せ、腹筋、もも上げなど)
  • 短時間で非常に高い脂肪燃焼効果が期待できる
  • 通常の有酸素運動の10倍近い効果がある
ジョギング食事前(空腹時)に、20分継続して行う
  • 血液中の脂肪が減少し、内臓脂肪の分解が促進される
  • 空腹時は体内の脂肪をエネルギーとして活用しやすく、脂肪燃焼効果が高まる
サイクリング自転車をこぐことで、下半身の大きな筋肉(太もも、お尻など)を動かす
  • 身体への負担が少なく、無理なく長く続けられる
  • 消費カロリーが高く、一般的なジョギングとほぼ同等のカロリー消費が期待できる
  • 基礎代謝向上にもつながる

これらの運動と並行して、「天然のコルセット」と呼ばれる腹横筋を鍛えるプランクやサイドプランクなどで、お腹を引き締めましょう。

全身運動で脂肪を燃やし、腹横筋で引き締めることで、理想のお腹を目指せます。

成功の鍵は3つのポイントにあり

前項でお伝えした通り、ただ闇雲に筋トレを行ったり食事制限をしたりしても、内臓脂肪を狙って燃焼させることは難しいでしょう。

男性のお腹ダイエットを成功させるには、次の3つのポイントを押さえることが鍵です。

  1. 基礎代謝を上げるために筋肉量を増やす
  2. 内臓脂肪の燃焼に効果的な有酸素運動を取り入れる
  3. 摂取エネルギーを管理し、食生活を見直す

詳しく解説していきます。

基礎代謝を上げるために筋肉量を増やす

1つ目は、基礎代謝を上げるために筋肉量を増やすことです。

加齢と共に基礎代謝は低下し、脂肪が蓄積しやすくなります。筋肉が増えれば消費カロリーが増え、内臓脂肪が燃焼しやすい「痩せやすい体質」に変わります。特に腹筋群をバランス良く鍛え、1〜2日に1回のペースで筋トレを行うことがおすすめです。

内臓脂肪の燃焼に効果的な有酸素運動を取り入れる

2つ目は、有酸素運動で効率的に内臓脂肪を燃焼させることです。筋トレなどの無酸素運動は、糖質を主にエネルギーとして消費します。一方、ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動は、脂肪と糖質をエネルギーとして消費します。

有酸素運動は全身の脂肪を燃焼させますが、特に内臓脂肪は皮下脂肪に比べて分解・燃焼されやすい特性があります。

つまり、お腹周りの脂肪、特に内臓脂肪を減らすには有酸素運動が非常に効果的です。

筋トレと組み合わせることで、脂肪燃焼と太りにくい体づくりの両立も可能です。

週3回、1回30分を目安に継続できる方法を見つけましょう。

摂取エネルギーを管理し、食生活を見直す

3つ目は、摂取エネルギーや食生活を見直すことです。

いくら運動で痩せやすい体を作っても、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、体は余分なエネルギーを脂肪として蓄えてしまいます。特に糖質の多い炭水化物は、お腹の脂肪を増やす大きな要因といわれています。

ダイエット中は、高タンパク質・低糖質な食事を心がけるのがおすすめです。

野菜を積極的にとり、手軽な糖質オフ食品やプロテインも活用し、無理なく継続できる食習慣を身につけていきましょう。

効果的なお腹ダイエット食事法

効果的なお腹ダイエット食事法

お腹の脂肪を効率的に落とすためには、運動と並行して食生活の見直しが不可欠です。

健康的に痩せやすい体質を目指すための食事のポイントは以下の3つです。

糖質と脂質を控えめにし、摂取エネルギーを管理する

脂肪を減らす基本は、摂取カロリーが消費カロリーを下回ることです。

特にご飯、パン、麺類などの糖質は血糖値を上昇させるため、注意が必要です。血糖値が上昇すると、平常値に下げるために糖を脂肪に変換して蓄えてしまうので、内臓脂肪がつきやすくなります。

揚げ物などの脂質も過剰摂取すると脂肪になりやすいため、意識的に控えましょう。

ただし、太りやすいからといって、完全に断つのはNGです。何事も、適切な量を心がけることが大切です。

タンパク質と食物繊維を積極的に摂取する

ダイエット中は、タンパク質と食物繊維を積極的にとりましょう。

タンパク質は筋肉の材料となり、筋トレ効果を高めます。鶏むね肉や魚、豆腐など高タンパク低カロリーな食材がおすすめです。

また、食物繊維は脂肪や糖の吸収を穏やかにします。満腹感を与え、食べ過ぎを防ぎます。海藻類や野菜を食事の最初にとる「ベジタブルファースト」がおすすめです。

栄養バランスと食事のタイミングを意識する

ただカロリーを減らすだけでなく、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

偏った食生活は、必要な栄養素が不足し、病気のリスクを高めるからです。主食・主菜・副菜を揃え、必要な栄養素をバランス良く摂取してください。

また、就寝中に脂肪として蓄積されやすいため、夕食はなるべく寝る3時間前までに済ませるのが理想です。夕食が遅くなる場合は、消化のよいものを選ぶようにしましょう。

医療機関でできる「男性のための痩身治療」

自力でのダイエットに限界を感じている方や、短期間で効率的に結果を出したい方には、医療機関での痩身治療が有効です。メスを使わず身体への負担が少ない治療法も増えており、男性特有のお腹の脂肪に効率的にアプローチすることが可能です。

例えば、一般的な治療法の1つに、食欲を自然に抑制するGLP-1受容体作動薬の内服や注射があります。無理なく食事量をコントロールし、血糖値の安定も期待できます。

また、特定の部位の脂肪に集中的にアプローチしたい場合は、脂肪溶解注射や脂肪冷却が効果的です。脂肪細胞を直接溶解したり冷却・排出したりすることで、自然なラインでの痩身を目指せます。ダウンタイムが短く、身体への負担も少ない最先端の治療方法です。

運動や食事制限も継続しなければ効果を維持することはできません。運動する時間や食事制限をする余裕のない方は、1度検討してみてはいかがでしょうか。

お腹ダイエットにおける注意点

お腹ダイエットを成功させるためには、注意するべき点も把握しておくことが重要です。特に注意すべき、2つのポイントがあります。

  • 無理なダイエットは避ける
  • 正しいフォームで運動する

「早く痩せたい」という気持ちから、極端な運動や厳しい食事制限をしてしまうのは避けましょう。過度なダイエットは、体調を崩す原因になるだけでなく、筋肉量を減少させ、基礎代謝を低下させてしまう可能性があります。

これではかえって痩せにくい体になり、元の生活に戻した際にリバウンドを引き起こしやすくなります。

また、正しいフォームで運動することも大切です。

誤った方法で実施すると、腰痛や股関節を痛めるなど、ケガの原因になる可能性があります。

目標達成には、焦らずに正しい方法を、無理のない範囲で継続できるようにしましょう。

Y’s CLINIC MEN でのサポート体制とカウンセリング案内

お腹の脂肪に悩む男性の方や、自己流ダイエットで結果が出ない、あるいはもっと効率的に理想の体型を目指したいなら、Y’s CLINIC MENに相談してみてはいかがでしょうか?

Y’s CLINIC MENは、男性特有のお腹周りや内臓脂肪の悩みに特化したクリニックです。

男性の体質を熟知した専門医が、医学的根拠に基づいた最適なダイエットプランを提案します。

医師の継続的フォローに加え、来院が難しい方にはメール相談やオンライン診療といった安心のサポート体制も整っており、無理なく健康的に理想の体型維持を支援します。

ぜひ1度、Y’s CLINIC MENにご相談ください。

監修医情報

大阪医科大学卒業後、泌尿器科専門医としてキャリアを積み、国内外の先進的な医療機関で臨床と研究に従事。ハーバード大学での研究経験を持ち、抗加齢で注目されているNAD+に対する研究で博士号を取得。大阪医科薬科大学病院の診療准教授を経て、現在は大阪府済生会中津病院で泌尿器科部長を務め、患者様に高度な医療を提供しています。

資格/日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・指導医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本移植学会 移植認定医など

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