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EDとは?
正常な勃起は、男性が性的刺激を受けると脳が陰茎部の血管を拡張させる信号を送り、陰茎の血流が増大することで起こります。しかし、何らかの原因によりこのいずれかのメカニズムが障害され、EDとなることがあります。
EDの症状とは?
- 性的な刺激を受けても勃起しにくい
- 勃起はするが、途中で萎えてしまう
- 自慰行為では問題ないが、性行為になると萎えてしまう
- 緊張や経験不足によって勃起しない
- 挿入後に勃起が持続せず、途中で抜けてしまう
- 勃起しても十分な硬さが得られない
このような症状を自覚すると、性行為に対する自信を失い、パートナーとの関係にも影響を及ぼすことがあります。しかし、EDは加齢だけが原因ではなく、さまざまな要因によって引き起こされるため、適切な対策をとることで改善が可能です。
EDの自己チェック方法
ED(勃起不全)は年齢に関係なく発症する可能性があり、早期の自己チェックが重要です。EDの診断には問診が欠かせませんが、自己診断ツールとしてIIEF-5(国際勃起機能スコア)が広く用いられています。IIEF-5は、5つの質問に答えることでEDの可能性を評価するスコアです。自身の勃起機能を数値化できるため、簡単にセルフチェックができます。
IIEF-5(国際勃起機能スコア)
以下の5つの質問に、過去6ヶ月間の自身の状態を基準に回答してください。それぞれ0~5点のスコアがあり、合計点を計算することでEDの程度を判断できます。
スコアの判定基準
5つの質問の合計点を計算し、以下の基準でEDの可能性を判断します。
- 22~25点:正常な勃起機能です。
- 17~21点:軽度EDの可能性があります。
- 12~16点:中等~軽度のEDが疑われます。
- 8~11点:中等度のEDが考えられます。
- 5~7点:重度EDの可能性があります。
EDの原因
原因により下記に分類されます。二つ以上の原因が組み合わさっている場合もあります。
心因性ED
体の機能に問題がなく、精神的なストレス・プレッシャー・トラウマなど心因的な要素が原因のEDです。 うつ病や総合失調症など精神疾患から起こるケースもあれば、性交渉での失敗や緊張、自信のなさも原因となります。また職場の人間関係や家族の問題など、一見関係のないことも原因になることがあります。
器質性ED
手術や外傷などで神経が損傷しているケースを含め、体の機能的な問題を原因とします。血液や神経の損傷により、陰茎への血液不足で起こる勃起不全です。 加齢や生活習慣病による動脈硬化で血管が硬く、広がりにくくなるのがひとつの原因です。また、脳卒中や脳腫瘍などの疾患による神経障害でEDを引き起こすこともあります。
混合性ED
心因性EDと器質性EDが混合しているケースで、動脈硬化に加えて過労やストレスといった心理的な要素が複雑に絡み合っています。器質性EDから心因性EDを併発していることもあり、原因を特定することが難しいEDでもあります。
薬剤性ED
何らかの疾患の治療のために服用している薬が原因で起こります。EDを引き起こす可能性が高い薬剤には、抗不安薬、抗うつ薬など神経に作用するもの、不整脈の治療薬、消化管に関する薬剤などがあります。 EDの原因となる薬の内服が終わると、自然にEDが解消するケースもありますが、ED治療のために自己判断で服薬をやめてしまうことは大変危険です。必ず担当医に確認するようにしましょう。 ED治療は内服薬を使った治療から始めることが一般的です。そのためED治療薬を安全に内服できるか、内服している他の薬によってEDが起こっている可能性はないか(薬剤性ED)を確認します。
治療のポイント
ED治療では、ED治療薬と呼ばれる薬が第一選択として用いられます。さらに、問診や診察によりどのような原因があるかを突き止め、ED治療薬に加えて原因に応じた治療を行うことで、より高い治療満足度が期待できます。また、EDは生活習慣が原因で起こることもあるため、これらの治療に加えて生活習慣の改善を試みることも有効です。 患者様一人ひとりに寄り添い、原因に応じて治療、生活習慣の見直し・改善をサポートします。
ED治療薬について
ED治療の中心となる治療で、陰茎部の筋肉細胞に直接作用することで勃起を促進する効果があります。日本で使用できるED治療薬はシルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルの三つです。いずれも勃起機能を向上する効果は似ていますが、効果が持続する時間や副作用の出方などが異なります。 これらの薬を購入するためには医師の診察と処方せんが必要になります。近年、ネット通販などで処方箋なしで買えるED治療薬が流通していますが、そのうち半分以上は偽物であるともいわれており、効果が得られないばかりか健康被害が報告されているものもあります。そのため、ED治療薬を使用する際には必ず正規の方法で購入することが大切です。
バイアグラ(シルデナフィル)
アメリカのファイザー社が世界で初めて開発したED治療薬のパイオニアともいえる治療薬です。日本では1999年に厚生労働省が承認し、ED治療に効果があると認められています。 服用して約30分~1時間後で効き始め、およそ3時間効果が持続します。食事やアルコールと一緒に飲むと、効き始めるまでに時間がかかるため、食前の服用が推奨されています。 副作用:顔のほてり、目の充血、お腹の張り、鼻づまり、頭痛
レビトラ(バルデナフィル)
バイエル社(ドイツ)とグラクソスミスクライン社(イギリス)によって開発されたED治療薬。食後すぐの服用でも影響が少なく約10~25分で効果が現れ、4~5時間ほど効果が持続します。 日本では2004年に厚生労働省が承認(2021年10月に販売中止、現在はレビトラジェネリック)。 副作用:顔のほてり、目の充血、お腹の張り、鼻づまり、頭痛
シアリス(タダラフィル)
アメリカのイーライリリー社とアイコス社によって開発されたED治療薬。日本では2007年厚生労働省が承認、国内では比較的新しい治療薬です。 食事の影響が少ないとされていますが、空腹時がより効果が得やすいです。最長36時間ほど効果が持続します。 副作用:頭痛、めまい、ほてり、消化不良、背部痛、筋痛
ED治療のメリット
ED治療を行うと、次のようなメリットがあります。
自分に自信が持てる
EDによって失っていた自信を取り戻すことができます。夫婦関係だけでなく、仕事や人間関係が好転するきっかけにもなります。
性生活が充実する
性生活が充実し、夫婦やパートナーとの関係改善にも効果が期待できます。
不妊治療に役立つ
排卵日に性交渉をしなければならないプレッシャーがEDを引き起こすケースも多くあります。ED治療は不妊治療としても認められています。
病気の早期発見につながる
EDの原因を探っていて動脈硬化や糖尿病が発見されることがあります。EDは、他の疾患が原因の場合もあります。今までと違う身体の状態にご自身で気づき、治療を始めることは、健康のためにもメリットが大きいでしょう。
ED治療のデメリット・リスク
ED治療薬を使った治療には、デメリットやリスクもあります。特に下記のような副作用が起こることがあります。
頭痛・めまい
ED治療薬は、血管を拡張し血流を増大させる作用があり、その効果は陰茎だけではなく全身の血管に及びます。そのため、頭部の血管が拡張すると周辺の神経を圧迫し頭痛が起きることがあります。頭痛はED治療薬の服用時によくある副作用のひとつです。
ほてり
血管の拡張によって、頬のほてりや紅潮が見られることがあります。
消化不良・腹痛
血流がよくなることで胃酸が逆流し、消化不良、胸やけ、腹痛など度症状が出ることがあります。
鼻づまり
鼻周辺の血流が増大すると、鼻詰まりや鼻血などの症状が出ることがあります。
視覚障害
目の充血のほか、視野が濃く見える、青く見えるなどの彩視症が見られることがあります。 これらの副作用な一時的なものですが、長期間にわたって続く、症状が重いなどの場合はただちに服用を中止して医師にご相談ください。
禁忌事項
ED治療薬には併用禁忌薬があります。 一緒に服用すると重篤な副作用が現れるため、飲み合わせに注意が必要です。ED治療薬を処方する際に、治療のために服薬している薬があれば必ず医師にご相談ください。
併用禁忌薬
下記のような薬剤は、血管を拡張させる効果のあるED治療薬と同じような作用があります。ED治療薬との併用で効果が強く現れ、急激な血圧降下による重篤な副作用が起きる可能性があります。
- ニトログリセリン系薬剤(狭心症の治療薬)
- ニコチン酸(コレステロール値を下げる薬)
- 抗凝固薬剤(血栓を予防する薬)
- アルファブロッカー薬剤(前立腺肥大症や高血圧などの治療で、末梢血管を拡張して血圧を下げるための薬)
- 亜硝酸アミルや硝酸剤が含まれる風邪薬
ED治療薬を服用できない方
以下の方はED治療薬を服用できません。
- 肝機能障害のある方
- 心疾患のある方
- 低血圧・高血圧と診断されている方
- 過去にED治療薬で過敏症などの既往症が出た方
アフターケアについて
治療中の不安やお悩み、服用についてのご相談は、メールまたはお電話にてお気軽にご相談ください。他院にて疾患治療として新たに服用する薬がある場合は、併用禁忌薬にあたる可能性があるため、必ず担当医・薬剤師にご相談ください。
当院の特徴
Y‘s CLINIC MENのED治療の特徴は、以下のとおりです。
- 幅広い年齢層の男性が通いやすい男性専門の総合美容クリニックです。
- 男性の美容施術のほか、男性特有の体のお悩みについても幅広く対応します。
- 心と体の両面のケアを大切にし、治療によって男性らしさと自信を取り戻せるようお手伝いいたします。
- プライバシーを重視し、患者様に寄り添った治療を行います。
是非当院のED(勃起障害)治療をご利用下さい。